ラグビー競技概要と今後

ラグビー競技の歴史

  • ラグビーの起源は、1823年イギリスのラグビー・スクールでのサッカーの試合中,ウィリアム・ウェッブ・エリス少年がボールを持ったままゴールに走ったことと言われています。
  • 1871年イングランド・ラグビーユニオン RFUが設立
  • 1899年イギリス人エドワード・ブラムウェル・クラークと田中銀之助によって日本へ紹介
  • 1926年日本ラグビー蹴球協会(のちの日本ラグビーフットボール協会)が設立

ラグビー競技の概要

ラグビーには3種類の協議スタイルがあります。

  • ①ラグビーユニオン(15人制ラグビー)
  • ②ラグビーリーグ(13人制ラグビー)
  • ③セブンズ(7人制ラグビー)

15人編成の 2チームが,楕円形のボールを手や足で扱い,相手のゴールにボールを持ち込む球技。(7人制、13人制のラグビも同じ)

https://www.rugby-worldcup-j.com/2019rugby-worldcup-basic1

競技場はタッチライン 100m以内(デッドボールラインまでを含めて 144m以内),ゴールライン 70m以内の長方形で,ゴールライン中央に 2本のゴールポストを設け高さ 3mのクロスバーが設置されています。

https://www.rugby-worldcup-j.com/2019rugby-worldcup-basic1

ラグビー競技の得点

  • ペナルティーキック(3点)
  • ドロップゴール(3点)
  • トライ(5点)
  • コンバージョン(2点)
  • ペナルティートライ(認定トライ7点 /2017年に導入 )

⇒トライの得点の変遷

  • 創成期はトライ得点0点
  • 1970年までトライは3点
  • 1971~92年まで4点それ以外は今と同じです。

創世記のラグビーのトライは現在の意味とは違い、相手に邪魔をされずに「ゴールキック」できる権利を得ることに「TRY」つまり試みるという意味だけで無得点でした。

⇒ ペナルティートライ

ペナルティートライとは、ディフェンス側の故意の反則がなれけば明らかにトライだったとレフリーが判断した場合に与えられる「トライ」のことで別名「認定トライ」といいます。

知っておきたい最低限のことば

①One for all, all for one.

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」 ではなく「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」

②NO SIDE(ノーサイド)

戦い終えたら両軍のサイドが無くなって同じ仲間だという精神に由来しています。

但し、ノーサイドは海外では使われおらず、日本だけで使われているラグビー用語です。

というわけで、海外のラグビー関係者に、「僕はノーサイドの精神が大好きです」と言っても通じないので注意が必要です。

特にノーサイドは、ラグビー(特にラグビーユニオン)において、試合終了のことを指す

英語圏でもかつては「No side」が使われていたが、現在では「Full time」が使われています。

③maul(モール)& ruck(ラック)

④反則

  • throw forward(スローフォワード)
  • knock on(ノックオン)
  • offside (オフサイド)
  • not release the ball(ノットリリースザボール)
  • not roll away(ノットロールアウェイ)
  • holding(ホールディング)
  • over the top(オーバーザトップ)

競技の審判とルールの見直し

ルールは毎年,ラグビーの国際組織であるワールドラグビー World Rugby総会で見直しが検討されますが、大きなルール改定があったのは

審判員は3人おり、グランドの中に主審のレフリー 1人,グランドの外側にタッチジャッジ(またはアシスタントレフリー)として2人配置されます。

ラグビーの試合時間

  • 国際試合の協議時間は 40分以内ずつ前後半の合計80分で間に 15分以内の休憩が設けられます。
  • 高校生のラグビーの試合時間は前後半30分合計で60分間。中学生の場合は前後半20分の合計40分が試合時間となっています。
  • セブンズ (7人制) は2016年リオデジャネイロオリンピックで初めて採用された競技 でグラウンドの大きさは15人制ラグビーと同じため、より走ることに特化したラグビーといえます。

セブンズ(7人制)のオリンピック参加

セブンズ(7人制)は1試合7分ハーフで 1分間の休憩を挟み 15分と短く1日に数試合こなせる為、オリンピックのように短期間での大会で開催することが特徴です。

フォワード(FW)3名とバックス(BK)4名で形成。
■プロップ(PR)2名 / フッカー(HO) ・・・FW3名
■スクラムハーフ(SH) / スタンドオフ(SO) / センター(CTB) / ウィング(WTB) ・・・BK4名

新プロリーグの構想 (2021年秋)

新プロリーグの構想 について日本協会副会長に就任した清宮克幸氏が、2019年7月28日「Sports X conference 2019」で明らかにした。

その構想は、2019年9月開幕のW杯12会場を「オリジン12」を軸にして各地にプロチームを設立するというもの。

開幕は2021年秋に立ち上げ、参入チームには4つの必要条件が盛り込まれている

  • ラグビーに特化した法人であること
  • ホームスタジアムの存在があること
  • 地元自治体の協力得ること
  • 年少世代の育成システム をもつこと

ナショナルチームの代表的な愛称名

オリンピックやパラリンピック、世界選手権などの国際大会に派遣するときの「ナショナルチーム」には、ジャージのエンブレムなどに由来したチーム愛称で呼ばれることもあります。

・ニュージーランド:All Blacks(オールブラックス
・オーストラリア:Wallabies(ワラビーズ
・南アフリカ:Springboks(スプリングボクス
・ウェールズ:Red Dragons(レッドドラゴンズ
・アルゼンチン:Los Pumas(ロスプーマス

ラグビー競技のポイント

15人制のラグビーの場合にはフォワード 8人,バックス 7人で構成されます。

ラインアウトやスクラムを組む役割がFW(フォワード)で、攻撃を主とする役割はBK(バックス)といいます。

フォワードからでてきたボールをとバックスにつなぐ役割としてスクラフハーフがいます。ただし、一番初めにスウラムハーフがボールを持つ必要はありません。

ラグビー競技の最もシンプルな流れ

  1. 開始ドロップキック
  2. モール
  3. ラック
  4. スクラム
  5. スクラムハーフ(9番)
  6. ボールイン
  7. フッカー(2番)
  8. ナンバーエイト(8番)
  9. スクラムハーフ(9番)
  10. パス
  11. スタンドオフ(10番)
  12. パス
  13. センター(左12番、右13番)
  14. パス
  15. ウィング(左11番、右14番)
  16. トライ(5点)
  17. コンバージョン (入れば2点)