これからの時代で、稼げる仕事が「芸術・スポーツ系」「不動産・金融系」「IT系」というのは本当か、プログラミング的思考で解説します。

結論:稼げる仕事は以下の3種類

芸術、スポーツのようなパターン化できない仕事⇒(芸術・スポーツ系)

個別ニッチな分野( 芸術、スポーツ以外 )がロングテール的に広がる仕事は人間がAIを使って仕事⇒(不動産・金融系)

AIに指示するプログラムの仕事は莫大に増大する⇒(IT系)

結論に至る過程を論理的に解説します。

世界中の仕事(会社員も自営業も)は全て同じ仕組で「繰り返し」行われています。

その仕組⇒プログラミング的思考です

全ての仕事(PDCA)に共通して行われる内容

  • 報告(対:上司 、対:顧客)
    • 面談して報告
    • メールで報告
    • ライン、チャットで報告
    • 報告書にまとめてプレゼン
  • 連絡 (対:上司 、対:顧客)
    • 面談して連絡
    • メールで連絡
    • ライン、チャットで連絡
    • 報告書にまとめて連絡
  • 相談 (対:上司 、対:顧客)
    • 面談して相談
    • メールで相談
    • ライン、チャットで相談
    • 報告書にまとめて相談

読んで直ぐにわかりますが、報告・連絡・相談で行う内容は全て同じ事ですが、全てプログラミング的思考に基づいた 報告・連絡・相談 が求められます

「プログラミング的思考」を簡単な例で解説

会社の中で繰り返して行われる内容を簡素化する方法がないかと考えます。

繰り返し行われるものならば必ず同じ性質の内容があるはずです。

そこをイメージする為に、仮に仕事の内容を「三角形」や「六角形」を書く場合で解説します。

正三角形であれば120°で曲がるとなり60°と指示すれば正六角形となります。この数字で類推すると15°なら正24角形ができる事になります。

これがプログラミングの拡張性でありプログラミング的思考の本質です。

仕事が「三角形」や「六角形」を書くという事はないですが、それを指示内容としてイメージしてください。

例えば、PLANとして三角形を書くとします。DOはA地点から歩き出します。CHECKで指示(プログラム)を実行するかしないか(YES、NO)で分かれます。YESで分岐すれば三角形の上を歩くことになる、NOで従わなければ単に真っすぐ歩くだけとなります。

同じことですが、PLANとして六角形を書くとします。DOはA地点から歩き出します。CHECKで指示(プログラム)を実行するかしないか(YES、NO)で分かれます。YESで分岐すれば六角形の上を歩くことになる、NOで従わなければ単に真っすぐ歩くだけとなります。

次に、正六角形を考える場合のプログラミング的思考はCHECKの「プログラムを実行」するところの数字を120°から60°に変更するだけです。

この様に「120°や60°」といった「繰り返し」実行される部分が連絡報告相談という仕事に無いのかと考えてみますと、自ずと効率化できる内容が考えられます。

例えば、仕事の「報告連絡相談」の「報告」には「定刻に同じ内容を返信」する場合があれば

  • PLAN(目的、計画)⇒ 報告する
  • DO(実行)⇒ 定刻に
  • CHECK(分析と指示)⇒ 定型フォーマットでメール
  • ACTION(修正して実行する)⇒ 評価と別指示が返信

この指示全体の手順を考えることが「プログラミング的思考」です。

大事な事は、手順を考えるときに、「繰り返し」部分を取り出し手順の中にその場合分けごとの動きを含んで考える事です。

DOとCHECKの部分では同じことの「繰り返し」を行うことがありますので、その部分を抽出し自分以外の事務担当者、業者に代行させ、又は外注することで効率化(時短、品質の安定)を行います。

プログラミング的思考 の一番の重点事項

この「繰り返し」の内容を抽出することに慣れてくださいという事が、2020年から始まる「プログラミング的思考」の一番の重点ポイントです。

この「繰り返し」のうち、単純な作業をロボットでさせる(時間的制限なくできる)ことで生産性、効率性を飛躍的に伸ばすということが目的です。

つまり「繰り返し」の作業でできる生産的でない部分(現在は、事務員がしている計算や事務仕事)は今後、AIに代替され仕事がなくなり、一方、人間はもっとクリエイティブな仕事に特化して従事することになります。

ただし、パターン化された分析作業もAIが得意な分野である為に、現在その役割を担当しているホワイトカラーの中間管理職(係長・課長)の分析は「繰り返し」作業の範疇に入り、今後は不要な職種になっていきます。

話を戻しますと、事業自体の元となるPLAN(戦略、計画)は社長・役員が決めます。

一般社員はPDCAのDOを担当し、課長はCHECK、部長はACTIONを担当することが役割ですが、AIの時代においては、社長と役員と工場責任者であるAIとロボットで全てが運営できるかもしれません。

25年後には、AIが「繰り返し」作業として報告連絡相談の役割をする時代になります。

これから25年の間には現段階で行われている、各役割担当部分について、各々がその上司に報告、連絡、相談して上司の承認か否認を受けて事業を進めている、現在のこの方法は、

日本だけでなく世界中で、「繰り返し」作業として大幅に組み込まれ、AIがその報告連絡相談をしていくことになるのだろうと想定されます。

報告・連絡・相談を的確に行う為に必要な要素は
  • 結論と説明は端的に解り易く
  • 比較分析に漏れがないこと
  • スピーディーに
報告・連絡・相談に必要な要素に対しては

論理的思考に基づいて説明される

論理的思考に基づいて説明 を 解り易くする為には

内容を要約したストーリーが必要

そのストーリーの構造は3種類あります

  • 抽象的に表現する
  • 具体的に説明する
  • 感情が伴うエピソードをいれて説明する

1:抽象的な表現例

「たくさんの苦労や時間の工面があって大変だった」

2:具体的な表現例

「本当に自分好みの住まいを作るために建築士事務所を何件も回った」

3:感情が伴うエピソード

「もうこれ以上は時間がありません。忙しいので!」と建築事務所の所長から怒られた

AI時代の残る仕事をプログラミング的思考で考えると

これから残る仕事とその理由

AIに代替される対象の仕事は「繰り返し」て行われる作業的な仕事やプログラミングで自動化できる仕事ですが、一方、自分の体験であるエピソードを伴った説明を端的に解り易くするプレゼンテーションや、やはり体験を伴う、芸術、スポーツ系の仕事、また、個人経験が伴う個別の不動産、金融の提案系、及びAIへの指示プログラム系の仕事が今後の中心として残ると考えられます。勿論、IT系の仕事は、現在存在するあらゆる仕事の中で「繰り返し」される内容を抽出し、それを自動化、又はマッチングするプログラミングですので、今後の仕事のほぼすべてを網羅することは想像に難くありません。