管理職とは

実力問題の宝庫が管理職

1.私の役職履歴く
2.逆転の発想とは
3.出世する為の能力く
4.部長・課長迄
5.部課長になる為には
6.本物の能力を訓練する方法は
7.戦略の考え方
8.その他のノウハウ
9.管理者の仕事での必須項目
10.必要な能力
11.最近の追加傾向
12.まだ認識の甘い部分
13.評価されなくなる理由
14.観察されるポイント

1.■私の役職履歴

1984年に大学卒業後、某化学会社(一部上場)に23歳入社。役職履歴は、係長/32歳、課長/39歳、部長/51歳、54歳で組織規模80名の支店長が最上点でした。私の経歴は、サラリーマンとしは、上位20%「中の上から上の下」位ですね。幹部としての上位10%「上の中」以上には属せませんでしたし「村社会」への入村は自分の「考え方」では無理だったと考えています。今後の人生で「入村する価値」をどうしても感じられなかったのが本心です。

55歳で親会社へ一旦戻らされ、56歳では関連会社へ出向となり57歳で組織規模25名の支店長として異動移籍となりました。よくある「若返り」と称した異動人事ですが、年収は、約65%となりました。同意をせざるを得ない状況下であり仕組まれたある意味「コスト削減テクニック」だとは悟りましたし、そのような待遇に持ち込んだ組織対応にどこかで笑ってもいました。なかなか「上手い」とも感じました。一方で、このような方法でしか利益を出せない会社に明るい将来は宿らないだろうとも悟りました。

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2.■逆転の発想とは

私の様な形で異動された人を「窓際族」と呼ぶのでしょう。この様な「崖っ淵」「大ピンチ」に追い込まれてしまうと挫ける人の方が多い筈ですが、私にはチャンスです。年収は相当削減されましたが、定年する老後に向け時間が、やっと確保できるチャンスが来たという訳です。自分で積み上げてきた経験と知識と見識を活かして「自分の可能性」に注力も出来るわけです。いわゆる「逆転の発想」であり、「MySelf First」の「淵」こそBIGチャンスです。

例えば、「大陸棚」は陸地の淵ですが、陸と海の接点で肥沃な場所です。オゾン層は地球と宇宙の接点で、地球の淵ですが、太陽の紫外線を守っている非常に重要な膜です。オゾン層が無ければ人間は全滅します。また地球規模で言うと表土が淵に当たります。人類の全食糧の殆どを1mの表土が生産しています。

この様に「現状」を再定義するの能力のある人が、本来は実力のある人間です。このブログを読んでいる「あなた」は本物ですね。だからこそ、組織で「出世」する能力には注意を払わなかったのです。「値打ちのない上司に対して忖度」する時間は時間の無駄です。「自分の能力に忖度」した方が遥かに価値がありますね。

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3.■出世する為の能力

既に多くの方々がお気づきのことでしょうが、「上司に好かれる」能力が重要です。この能力は恐らく、哺乳類全ての動物に言えます。どの国の歴史も、この能力で最終的には判断されたと言っても過言ではないと感じますが、いかがでしょう。

特に「好き嫌い」で始まる「人事」は、上部に行けば行くほど露骨になります。実力でなれるのは最大「部長職」迄だと認識しておいて下さい。ただし、本当の大物は、「忖度が上手い人」ではなく「観る視点」を上司が認めているという所ですが、「本物の人財」が少ない組織では「相性や忖度」の度合いが非常に強くなります。

ただし、あと10年から長くて20年もすれば「AI時代」の到来になれば「忖度」でなく「本物の情報や考え方」をAIに報告し議論できる人財こそが選ばれていく「本筋」に期待します。

以下は過去の状況説明ですので今後10年位し役に立たない内容ですが、一応ご紹介しておきます。

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4.■部長・課長迄

・課長は、実力でなれます。
・部長は、実力+αでなれます。
・役員は、実力ではなれません。運です。

経験からして
上場会社での役員になる為には、
①実力は、必要条件(レベルは様々)
②「上司に好かれる」は、絶対条件ですね。
③最後に「運」です。たまたまです。

管理職になる前には優秀であった社員が、評価されなくなる「パターン」の1番目は、「上司に好かれれなかった」事に間違いありません。先ずはそこに行くまでの部長職迄に必要な能力を記述します。

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5.■部課長になる為には

1.論理的思考
2.分析・読解力・企画力
3.ストーリを描く能力
4.コミュニケーション能力
5.プレゼンテーション能力
6.問題点把握と決断力
7.報告・連絡・相談能力

で、ほぼ100点満点ですが、このうち課長なら約55%以上、部長なら65%前後の評価があれば最低限度、なれる可能性があり、他の年次とのバランスで決まってきます。但し、部課長に推薦される為には、人事権のある「上司から好かれている、又は、少なくとも嫌われていない」事が判断比重の51%を占めます。役員以上になりたい方は、部長になる実力に加え「上司への忖度能力」を磨いて下さい。必須です。

次に「本物」の人戝になる訓練方法は、秘伝ですが次に記述した内容の継続に尽きます。一番重要な視点は、ある「一線」を決めて観察する癖を持つ事です。できる人は、どんな業界の人物でも、判断する自分の「一線」を基準に持って観察してます。

歴史上の武将なら、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。近代の政治家なら、田中角栄、安倍晋三、橋下徹。経済界なら孫ソフトバンク社長、プロ野球界であれば、落合、野村、王、工藤、稲葉、栗山監督。現役選手なら、イチロウ、大谷翔平。プロボクサーなら、村田諒太、井上尚弥。ラグビー界なら奇跡をもたらしたエディー・ジョーンズや神戸製鋼元監督の平尾誠二を想像して下さい。

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必ず自分の「一線」を判断基準にして下界を観察分析し、「心技体」を一体化させる訓練に集中しています。

6.■本物の能力を訓練する方法は

1.「人・物・金・時・情報」へ自の「一線」を常に入れる意識
2.大きな枠組や、微細な差異に「一線」を入れる意識
3.出口戦略への「一線」を超えた構想を考える意識
4.組織運営に合致したマニュアルを常に更新させる戦術
5.現状の枠組に新しい仕組を一体化させる意識
6.全体と部分の最適調和として「損して得とる」類のストーリー作成意識をもつ
7.間違った戦略に正しい戦術が最悪の組み合わせである認識

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7.■戦略の考え方

実力のある課長・部長、又、たまたまの運を実力と勘違いしていない正しい役員さん達は常に「戦略思考」とは何かを追求しているの共通項です。

但し、殆どの幹部は自ら「戦略」がどういうものかを考えずに多くはコンサルタントに任せ選択枝を提示させる事で「その場」を凌いでいると言っても過言ではなく、更に言えば「好き嫌い人事、追い出し人事、コストカット」による利益追求型の幹部に至っては「戦略もどき」を方針と言い現場を混乱させる。

そこで、改めて戦略とは何かというと「入口」から「出口」へのストーリで、簡単な話「損して得とれ」と言った極めて「シンプル」な内容が戦略です。

更に言えば「字の如く」戦いを略する事で、つまり、「戦わずして勝つ」事なのです。一番ダメな組織運営は、「間違った戦略に優秀な部下が正しい戦術を構築する事」で、傷が深まるパターンです。

しかしながら、サラリーマン社長の場合は、オーナー社長のような能力と胆力が有りませんので「自分が悪いのでなく優秀な部下が無能」だと考える傾向が多いです。

そこで、素早く戦略の基本的な考え方をシンプルな図にまとめてみました。完全にオリジナルな内容です。ご覧ください。

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8.■その他のノウハウ

どんなストーリーを考える上司、部下、同僚かを想定する為の「星座と相性」を研究する。人事権のある上司との相性が良いか悪いかが解れば、「不毛な議論」を避ける事ができます。また、分析力の強い方で「宴会嫌い、間がもたない、人脈が狭い」方は、相当な人物以外は、TOPクラスの役員は厳しい筈です。

そんな方は、定年後の取り組みを40歳ころから始める必要があります。最近は50歳で部長にならない場合は、「若返り」と称して実力とは関係なく「相性の良くない、又は自分の立場を脅かす恐れのある人材」を関連会社に異動させるのが一般的になっています(昔は更に大胆だったかもしれませんが)

会社が何かしてくれると期待する事は無駄です。「全体の最適調和」という方針の大義名分の元、好きでない人財は排除するという「組織の小振り化」が否めません。40歳半ばで部長職になる実力があっても、その時の人事権者に気に入られなければ、他部署への異動は実施されます。全く、利益を出す営利企業の本来の目的よりも、TOPとそのTOPに好まれた部下達の私物に組織運営がなります。簡単に言えば独裁化が蔓延っているのも現実です。まあ仕方ないです。

そんな程度の経営者が80%以上ではないでしょうか。また固定費削減のノウハウとして40歳から55歳で別会社へ移籍させる手法を知りぬく事が「経営者」として認められるかのような現状も感じます。そんな現状は今後益々増えるはずですので「逆転の発想」を常に考えていく必要があります。

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9.■管理者の仕事での必須項目

研鑽会の報告書は①~④

改善活動は①~⑧

①現状把握(過去の問題点)
②目標(会社方針に基づく)設定
③目標に対する対策
④対策実行の進捗管理
⑤計画未達の原因分析
⑥修正対策
⑦結果分析
⑧①~⑦を繰り返す継続力

10.■必要な能力

・コミュニケーション能力
・部下課題の把握力
・論理的な文章作成力
・資料作成能力
・資料プレゼン能力
・部署内の「共有化と浸透」力
・DATAの管理と分析力

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11.■最近の追加傾向

上記の能力に加えて、個人情報の管理、パワハラ・セクハラを含む「コンプライアンスの順守」能力が非常に重視されます。これを重要視できない方は、無理と考えて下さい。更に言えば、「労働基準監督署」や「世間」からの判断に対して「論理的な証拠を管理」できない方も厳しいと考えます。

12.■まだ認識の甘い部分

見逃されている部分は、「女性管理職登用への意識」です。この部分もやがて「必須認識」になります。この認識が弱いのは、「上司への忖度力」が「本来もつ実力」よりも評価されている日本のサラーリーマン社会の甘えの構造にある現状を象徴しています。「女性管理職の登用」の肝は、「男社会の村に蔓延る男芸者」を追い出す事にあります。

13.■評価されなくなる理由

そのパターンの1番多いのは、上司に好かれれなかった事に尽きます。「上司から好かれない」事は、重要な決済事項に対するバックUPが無くなりますので、「部下」への統率力は削減され、結局は「パワー」が縮小される訳です。但し、役員になれなくても部長迄いくと移籍先に於いてもまだ有利な待遇となるのが現実ですので、何とか頑張りましょう。次の「観察ポイント」を参照ください。

14.■観察されるポイント

①「ストリーを考えて語る」

能力の有無・ストーリーの無い「小説」があり得ないのと同じく、目に見える物には全て「ストーリー」があります。ここを意識できる人が、あらゆる職業で「人財」と言えます。
逆に、「能力のない社員や幹部の会議資料、会議、報告書」には、ストーリーを感じられません。

②管理職の基本

・現状把握(過去の問題点)
・目標(会社方針に基づく)設定
・目標に対する対策
・対策実行の進捗管理
・マニュアルと戦術の違いの理解
・DATA管理の認識(経験と勘だけの判断「×」)

③「考える力」がある事が管理職の基本

・論理的思考(ストーリーのある運営力)
・エクセルDATA管理(進捗管理力)
・マーケティング力(数字化する力)

③松下幸之助の採用時での最終面接の質問
【質問内容】「あなたは運」がある人ですか
【合格する人」「運がある」と答えた人だけ
【理由】「運」のある人は「実力以上」の働きができるかららしい

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