炎上記事「お金の若者離れ」について

高須クリニック院長発言について

1.高須クリニック院長/炎上を考える
2.実は「お金を稼ぐ若者」は増えている!
3.ある若者が説く「お金の居場所」とは!
4.炎上承知/記事ジャンル確立!
5.「自ら解決する意欲」の大小が大事!
6.「自分の技術」を磨く努力!
7.「他人の技術だけ」に依存するな!
8.世界の潮流を観ればわかる!
9.これからのすべき事とは

1.高須クリニック院長/炎上を考える

高須クリニック院長の「若者への叱咤激励」がなぜ炎上するのかを考えてみると、「支給時期がどんどん遅れる若年層の年金問題」と「世代間ギャップを無視するかの如く支給される高齢者への年金」を「お金の若者離れ」という逆説的な言い回しをネタに騒ぎだけを拡散して視聴率を稼ぐ「甘えたマスメディアの陰謀」にすぎないと考えてはどうでしょう。

2.実は「お金を稼ぐ若者」は増えている!

時代は、どんどん更新されていきます。ざっとプロアマ世界で「お金を稼ぐ若者」TOP選手を上げてみますと、MLBエンジェルス大谷翔平さん(23歳)さん、フィギュアスケート 男子シングルの羽生結弦(23歳)さん、MLBヤンキース田中将大(29歳)さん、スノーボード 男子ハーフパイプの 平野歩夢(19歳)さん、スキージャンプ 女子ノーマルヒル個人の髙梨沙羅(21歳)さん。

まだまだいます。プロボクサー村田諒太(32歳)さん、将棋界の藤井聡太6段(15歳)さん、囲碁界の井山裕太(28歳)さん、フィギアスケートの浅田真央(28歳)さん、プロボクサー井上尚弥(25歳)さん、カーリング女子藤澤五月(25歳)さん、卓球界石川佳純(25歳)さん、日本ハムの清宮幸太郎(18歳)さん、女子プロゴルファー畑岡奈紗さん(19歳)さん、等々誰しも思い当たります。

一番の高年齢で32歳、一番の低年齢で15歳というこの若さで、世界を相手に、心を揺さぶり、沸かし、自分の目的・目標の為に地道な苦労を徹底継続し、その結果に於いて大いに稼いでいます。ただ素晴らしいの一言ですね。

3.ある若者が説く「お金の居場所」とは!

そこで、2018年5月5日朝日新聞に掲載された「お金の若者離れ」現象についての記事に対して、高須クリニック院長(73歳)の「若者への叱咤激励:甘ったれるな若者」の発言が大炎上した事に対して大変興味深く、感じた事を綴ってみます。先ず、この記事を投稿した学生さんの目の付け所は素晴らしいですね。

世代間の年金支給ギャップ等を「お金の若者離れ」というテーマで括った観点がわかり易いです。投稿された学生さんが、「若者の車離れ」「若者の〇〇離れ」というような、若者が主体的に離れていくのではなく、「お金の若者離れ」という「お金」があたかも主体的に「若者から離れていく」というような逆説的な表現内容についてはユニークで面白く、ある意味、間違っていないと言えます。

4.炎上承知/記事ジャンル確立!

確かに「学生」には「独自の技術」はまだ身についていませんので、そう発想する事はある意味正しい事です。但し、稼いでいる若者も本当に沢山いる点は、今回も敢えてそぎ落ちています。

両方の観点を書けば非常に意味深い記事のはずの論点を片手落ち記事にする事で、炎上する「発信力」を持たせた新聞社の仕業とも言えますね。実によく考えられています。フェークニュースではなく、炎上承知記事というジャンルでしょうか。こういう誰も気が付かない観点を発信できる事こそが、この学生さんが本当に発信しているのであれば「強い技術」ですので、大いに活用される技術です。

5.「自ら解決する意欲」の大小が大事!

学生から社会人になれば「新商品を出す」「販売を強化する」「部下育成の研修をする」「会議を運営する」等、これからのサラリーマンに於いても、また現在のサラリーマンに於いても常時必要なテーマであり、それを実現できる技術、腕、管理能力が常に問われます。

その技術に対する「なんとなくある自分に対する不安感」は、残念ながら「どの世代」にもあるはずです。どんな優秀な方でも大きくは変わらないと思いますが、重要なのはその不安に対する解決策を自らやり抜く意欲の大小です。

意欲が小さければ「不安」が大きくなり、無理だと思い込めば「終了感」を抱くだけの結末が待っています。そう甘くないのが世間です。依存しても応えてはくれません。

6.「自分の技術」を磨く努力!

それでは、何に不安感があるかというと「自分の技術」に対する不安があるだけだと言う事です。その不安を無くす為に「努力するか」だけです。

芸能界を引退された島田伸介さんの名言に「幸福は不安の中にしか無い」というものが有ります。不安の中で、「努力し続ける目標や目的のある志し」を持てる方々(若者、中年、壮年、老人)には小さな不安は多々ありますが「解決する幸せ」が「小さな不安」と共存できています。

自分にあった技術を探し、磨く努力を人以上に何倍もしましょう。ただそれだけが解決策です。労働時間規定や残業規定は厳守して「自分の技術を磨く」為には、自分を律っする厳しい選択が必要ですね。つまり「自律」です。

7.「他人の技術だけ」に依存するな!

これは個人的な見解ですが、「若者」の将来不安は、自分の身近な周囲の方からの影響が非常に大きいと言えます。その悪い環境から外れて自立できる技術を身に付けるしか「不安の解消策」はなく、「他人の技術だけ」に依存している限り不安は増幅するばかりです。

そういう意味で、「甘ったれるな!」という高須院長の叱咤激励の発言には、上から目線的な他意は一切なく、この発言を「世代間ギャップを知らない老人の上から目線発言」だという認識のご意見の方々の勢力増進は、今後の日本の「幸福度や成長」を左下がりに方向付けるのではないかと心配します。

8.世界の潮流を観ればわかる!

世界の潮流は「ナショナリズム」「グローバリズム」「帝国主義」「原理主義」等の大風が吹き荒れています。そんな潮流の中で「若者からお金が離れていく」という、ある学生の現状認識を保護する認識は、間違ってはいませんが、「生き抜く力」の育成にはあまりにも無策です。

日本人は、資本主義のど真ん中に暮らしているはずですが、人間という統治者では成功が不可能である「社会主義や共産主義への憧れ」をAI等の統治機構の大革新によって「不可能を可能」にするパラダイムシフトが起こる時代になれば、話は別です。

その時代が来る迄の考え方としては高須委員長の「甘えるな発言」は、激しい生存競争の中での「離れていくお金をいかに自分に引き付ける」かの課題に対して、「自分の技術を七転八起して最高レベルに更新し続ける事で稼いでいる若者達」の存在や努力を観て、そこに焦点を当てる他にないと発信する価値は非常に高いと考えます。

9.これからすべき事とは

2020年からは、小学生児童から「プログラミング的思考」の授業を開始する事が文科省を中心として国全体で取り組まれる事になっています。今回の「学生」さんもプログラミング的思考を学び、自らの能力改革を小学生に負けない様に「いち早く」取り組む事が「これからすべき事」の筆頭にあります。

プロスポーツ選手は常に「自己改革」を行い、1軍や出場枠の分捕り競争に勝つための努力を死に物狂いで継続します。サラリーマンだから、公務員だからしなくてよいという理屈はもう通じません。ただそれだけが、真実といえるでしょう。