社会的に高い評価を受ける「大人」である為の12の論理

社会人である「大人」で高い評価を受ける為に必要な12のチェック項目を挙げてみます。

結論:12項目の全てに必要な事は「ルール」を知っているかに尽きます。

1.傾聴力に自信があるか
2.論理的な「説明」が得意か
3.人前での「挨拶」が得意か
4.読解力(国語、数学)に自信があるか
5.論理的に「考える」のが得意か
6.新聞の「読み方」を知っているか
7.論理的に「プレゼン」するのが得意か
8.論理的に「スポーツ」を解説できるか
9.営業力、販売力に自信があるか
10.部下を管理職にするノウハウがあるか
11.異性を味方に付けられるか
12.現状分析と対策を書くのが得意か

改めて説明します。

【1】傾聴力に自信があるか

傾聴力は相手の言わんとする「内容、趣旨」を理解しようとして聴く力ですが、聴き方のポイントである「ルール」を知らなければ集中力が保てませんね。

それではその「ルール」は、相手が論理的な方の場合には「一番最初」に結論が来ます。また反対の場合には「一番最後」になります。

つまり、相手が話すのが上手い方は「前に結論」がありその結論に至る「テーマ」が3つある筈です。更に「テーマ」の各々に3つ程度の要因に分けられて語られます。

論理的でない場合は、話す内容に一貫性はありません。一般的には一貫性がない訳ですから、聴き手が「テーマ」を確認しその「要因」となる内容を整理するという事が「聴き方のルール」でありその「整理する力」が即ち「傾聴力」です。

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【2】論理的な「説明」が得意か

論理的とは、即ち「端的な筋道」であり「ストーリー」の有無です。この「道筋」の作り方の「ルール」は多岐に渡りますが、端的に言いますと「交点」に留意、着目するという事になります。

先ず「交点」は物と物にある「共通の要素」を分析する事です。また、人と人に「共通の要素(年齢、故郷、趣味等々)」がある事で、その共通項を入口に会話が弾んだりしますが、その「入口となる交点」が整理されている事がルールです。

このような共通項を分析する切り口のパターンは決まっています。

資本主義にある社会では社会資本の多くは「人、物、金、時、情報」の5項目ですので、この5項目の掛け合わせとなります。

つまり、5✕5=25通りの分析が中心です。勿論、「人」だけ考えても色々ありますね。

例えば「新人、若手、ベテラン、課長、部長」「10代、20代、30代」のような「層」での区切り方などがあります。

「物」の場合には「販売商品別」や「時」では「月度、四半期、半期、前年、前々年」比較のような区切りを目的に基づき分析しその「交点」をグラフ化します。

その結果から判断できる事実から対策を全社方針に沿ってまとめる事が「ストーリー」であり、ルールです

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【3】人前での「挨拶」が得意か

人前での挨拶は、難しい事ではなく優しいく触れるもの。

その挨拶のルールは、自分の出す言葉「一線」が会場の空気に可能な限り、優しく接する様にすること。

その理由は、数学でいう「円と接線」の関係を思い出して下さい。会場の空気を中心から発せられる円と想定し、自分の言葉を接点に向けて放つ意識が大切です。

そして挨拶の内容には、会場の誰もが知る経験を散りばめる事。それで充分に会場の人々の心に突き刺さる。

重要な「ルール」は、「心」を刺しに行かず、「心」に優しく触れにいく事です。そして次第に中心部を刺しにいくイメージが重要です。

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【4】読解力(国語、数学)に自信があるか

読解力への自信は、国語の評論文を読めた事ですね。評論文とは、つまり受験の時に苦労した受験国語です。

即ち、恐らく90%以上の方が不得意な為、読解力に自信がないのではないでしょうか。何故なら勉強したという経験が圧倒的に少ない筈だからです。

それでは何故勉強しなかったかというと簡単に言えば「日本語」だからです。

ずばり、国語に時間を割くほど大学受験に余裕は無いのが実情でしょう。

数学と国語の大きな違いは、数学は、初めから公式や問題を解く為に「ルール」を勉強する科目です。

一方、国語は「暗黙のルール」は理解している前提で教えられる事です。この「ルール」への認識の違いが非常に大きいと大人にになって解りました。

本当は国語も「解答する時の暗黙のルールが有る」という所から教えるべきです。国語のその5つのルールがこれです。

〈ルール1〉「筆者の意見が一番偉い」

〈ルール2〉「問題文に書かれていない内容は全て✕」

〈ルール3〉「助詞~は、~が、解釈する方法は決まっている」

〈ルール4〉「全体として正しい内容と単独・一部として正しい内容であれば、全体は単独・一部よりも、より正しいと判断する」

〈ルール5〉「自分の意見は✕、想像は不要」

という暗黙のルールがあります。このルールを知らないと、正しいと考えていた自分の答えが何故、間違ったのかが解らないままとなります。

これが、学生時代の国語の解答に「理由が解らず間違った」原因です。いかがでしょう。心覚えが有るはずです。

〈国語+数学=プログラミング的思考〉

今、学び方として注目されている事は「プログラミング的思考」という言葉です。この学習内容は2020年に小学生から導入される事が決まっていますが、重要なポイントは3点です。

〈1〉目標(問題)を分解(小さく分けて考える)
・手順として「上から下へ流す事柄」分解して考える
〈2〉目標(問題)を抽象化(共通する性質や要素を見出す)
・同じ共通する分類した内容を抽出し繰り返す
〈3〉目標(問題)を一般化(パターン化にまとめる)
・条件や場合(パターン)によって指示を変更する

問題が発生した時は、いくつかの事柄が重なっていますので、重なった事柄を分解します。

次に、事柄に含まれた共通する内容を抽出し分類します。この事を抽象化するといいます。

その抽象化である分類の方法を更に一般化します。一般化とは、「全体の一連の動作や流れ」を構築することを言います。

つまり、抽象化して分類した内容を「単純な事実や作業(単純に繰り返しで解決できる)」と「条件、場合により作業方法が違う内容に更に分類しパターン化」に分けて、或るいは「組み合わせ」て流れの中に組み込むことを言います。

また一般化した一連の流れを更に細かい作業項目ごとに手順を書いたものが「マニュアルA、マニュアルB等」です。

最後に一連の流れを「1つの言葉で括る」事で構築された動作を概念化できますので、概念化する為には「抽象化」が必要であり、抽象化する為には「事柄を分解し記号化(Aパターン、Bパターン等)」する事から始まります。

少しややこしくなりましたが、国語と数学を組み合わせて問題を一連の流れで解決する方法を考える為に「問題⇒分解⇒抽象化⇒一般化⇒概念化」することがプログラミング的思考が目指している目的です。

これは、社会人で常に行われている思考回路であることを考えれば「プログラミング的思考」が必要な内容である事がお解りになるはずです。

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【5】論理的に「考える」のが得意か

基本的には日本人は「論理的」ではない筈です。移民大国、人種が多い国々(例えばアメリカなど)であればあるほど「論理的」になると言われます。

何故かというと「違う考え方の人種、移民が多いと、人と人の間には人間関係が薄く、結論とその為の条件でしか話し合いがつかないから」と考えられています。

日本においても関西と関東であれば、関東の方が論理的であることを経験値で知っています。

特に東京は、言わば「地域人種の集合体」である為、論理的に話す習慣が身に付いたと考えれば腑に落ちます。

言い換えれば「大阪は、均一的な田舎者」「東京は、田舎者の集合体」と言えます。

論理的になる為には、
・論理的に解決すべき12の問題
・論理的説明に必要な12の道具
・新聞で注目すべき12の言葉
をご参照ください。

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【6】新聞の論理的な「読み方」を知っているか

新聞のような身近だったものに「読み方」など意識したことが無い方が殆どのはずです。

1974~2017年迄、私が13歳から56歳迄の間、新聞に対して正しい認識はなかったと反省しています。

ここでいう反省は2種類あります。

先ず1つ目は、「新聞社の書いた記事は全て正しい」と信じていました。

次に2つ目は、新聞の読み方は「見出しが正しい大意で、あとは筆者が調べた事実内容を羅列しているもの」と考えていました。

結論の1つ目は、「新聞社の記事は嘘が大半であり、民衆を新聞社の考え方に沿わせる宣伝である」、但し産経新聞だけは事実に基づいた記事が多いです。

結論の2つ目は、新聞記事は4種類に分けて読むと論理的思考の練習になるという事です。

その4種類の分け方とは「①国の方針②新聞社の意見(方針)③現状(事実)④対策」です。

注意としては、新聞は、情報操作をして来た事です。「悪い新聞社の意見を浸透させる為に、事実ではない事をでっち上げた記事を書く事」です。

論理的思考の訓練方法としては、先ほどの4種類を4色ボールペンで囲いながら読むと記事が言いたいことが明確になります。「記者の意見」つまり「新聞社の意見」です。

社会人としての新聞の読み方の「暗黙のルール」は
①見出しは「新聞社の意見」であり、絶対に鵜呑みはしてはいけない
②「国の方針、新聞社の意見(方針)、現状(事実)、対策」の4種類に分けられる
③この4種類は会社の報告書に必要な要素と合致する
④新聞は「論理的思考」の道具として活用する時にだけ価値がある。

日本だけでなくアメリカの有名な新聞社やTV局も、「嘘」を掲載した大きな「見出し」を書いたり放映する事で国民を洗脳している場合が多く、「論理的思考」を高める道具としてだけ使い、正しい情報はユーチューブなどで入手することが大事です。

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【7】論理的に「プレゼン」するのが得意か

プレゼンの多くは「戦略」又は「戦術」を含めた報告書、企画書を会場で発表する場合ですね。

多くの人の前では、先ず最初の「挨拶」で会場の空気からある種の「同意」を得なければなりません

そんな場合にどんな工夫が必要かの1つ目は【3】挨拶の方法に「ルール」があると書きましたが、その中身の構成の方法にも「ルール」が存在します。

論理的思考のパターン、及び、「戦略」「戦術」「対策・マニュアル」の3種類の違いをご理解いただく為に戦略の根源図をご覧ください。

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【8】論理的に「スポーツ」解説ができるか

急に「スポーツ」を解説できますかという問いをした理由は、解説する為には先ず一番に重要な事は「そのスポーツのルール」を知らずには解説などできない、という事の「端的な」事実確認をしただけです。

例えば、「サッカーとラグビー」では全くルールが違います。共通点は唯一「ボールは前にも後ろにも蹴れる」という事です。

あとは全て違いますので、論理的に解説できる為の条件は「ルール」を熟知している事が絶対条件となります。

同様に、社会人として一番大事な事は、「会社、社会人してのルール」を熟知する事です。

但し、この「ルール」も新しい環境に対応できるように改革する必要もあります。「変更すべきルールは無いのか」について、常に意識しながら生活する必要はあります。

ラグビーというスポーツもサッカー選手が興奮して突然ボールを持って走り出したことから始まり「ルール」化されスポーツに進化しています。

国語の評論文の中に「相対化」という内容が良くでてきます。「相対化」とは「絶対的な状態と比較して考えた時に初めて見える状態の事」です。

つまり「絶対的になっているルールと比較して違う考え方を発見する」事は、新しいアイデアを発想する場合の「ルール」とも言えます。

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【9】営業力、販売力に自信があるか

恐らく「自信がある」と言い切れる方はいないはずですね。何故なら、「人の心は、論理的、合理的でなく、感情で動く」からです。

但し、売れる「営業マン」には特徴が明確にあります。その特徴は「美女・美男子」で「スタイルが良い」という「見た目が良い事」が隠されたルールです。

これはどんな業界も同じです。頭が良いよりは、見た目が良い方が、短期的にな「営業成績」で勝り、顧客を相手に成功事例を積む機会が増える事で成績が良くなり更に紹介が増えるという好巡回となります。

つまり「採用面接」では学歴と同じく「容姿」は重要視されます。ここではその隠されたルールの存在を認めた上で「営業ノウハウ」を論理的に考えてみます。

営業での絶対的に押さえるべきルルールは「顧客の拘り、信じているものが何か」をキャッチし、その解決策を如何に早く提案できるかだという事です。

この「こだわりを掴む方法」の切り口は「相手との共通項」にあります。「趣味、年齢、同窓、同郷」等がそれにあたります。つまり、感情から相手の心に侵入する事です。

勉強しかしていない人が、仕事で息詰まるパターンは、実はこのポイントにあります。「共通項を沢山持てるか否か」というルールの存在に早く気付く必要があります。

更に言えば、「会社幹部と非上層部」の差は、端的に言えばこの「共通項」の有無にあります。出世の戦略はこの上層部との共通項を探る事に尽きます。

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【10】部下を管理職にするノウハウを知っているか

管理職(課長)に必要な能力は9点です。
①現状のDATA分析をする
②現在の課題を抽出できる
③会社の方針に沿った新たな目標を設定する
④目標達成の為の対策を立案できる
⑤対策の進捗管理ができる
⑥進捗が悪し場合、修正対策を立案できる
⑦以上の6点についてまとめた報告書を書く
⑧その報告書について上司の承認を得る
⑨部署内で部下にプレゼンし水平展開する

この中で一番大事な「ルール」は①~④までの報告書が一連である事を理解しているかです。つまり、このルールさえ押さえておけば部下を管理職に育成できます。

但し、多くの管理職はその一連の報告書の書き方を正確に理解していません。従って論理的に部下を管理せずに会社が動いています。

それでも比較的運営できている場合が多いのは「社員の均一性」がその要因にあります。

その均一性とは「日本人で男性の学歴社会」で、特に管理職に女性が少ない事で日本の会社社長は「村長」化していて「村長」を忖度する社員が幹部に登用される傾向が強く見られます。

部長以上は村長である社長・役員にどれだけ気に入られるかのルールがあります。このルールは非常に重要でルールから外れると昇進は止まります。

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【11】異性を味方に付けられるか

異性を味方に付ける為にはどんな能力が必要かと言えば、「新しいルールを創る力」だと思います。

「均一な村の中でしか通用しないルールに拘る人」は異性を味方に付ける事は無理です。

それではどんな方法で「ルール」、つまり「具体策」を構築するかと言えば、「現状の分析から抽出された問題点を踏まえ、目標を達成する為に、相手の話を聴き、論理的に考え、対策を考える」この論理的思考が原則となります。

論理的に説明のできない結論からは、新しいルールが育つ事はなく当然ながら異性からの共感を得られる筈がありません。

逆に、論理的説明をしているにもかかわらず同意を得られない場合には「勇気ある撤退」をする事が賢明です。

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【12】現状分析と対策書を書くのが得意か

管理職の仕事は、まさしく「文章化」する事と言えます。その為に「分析」する事になります。

現状分析は正しく「論理展開の基本」です。その分析結果の事実に基づいて「文章化」する事が出来なければ広く水平展開はできませんよね。

つまり、毎日が「問題点把握」と「問題点に対する対策書の立案」が大人の管理職であることの「ルール」です。

たくさんの暗黙の「ルール」が世の中にはあります。若い時から優れた先輩、上司や場合によっては後輩からでも「暗黙のルール」を学んだものが次の世代を創るべきです。

ここまで読まれた方はその1人でしょう。頑張ってこの12のルールを何度も読み返してください。

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