社会人と学生の「論理的思考」の質的な違いから異性との会話術まで

社会人に必要な「論理的思考」と大学受験生に必要な「論理的思考」の違いを手始めに、「論理的思考力」による戦略から異性との会話術までの養成ノウハウを、社会人35年生が説明します。

【論理的思考をする上での支援状況の差異】

【1】論理的思考の対象

社会人 : 会社の目標達成

学 生 : 自分の目標達成

【2】論理的思考力を高める環境と内容

〈社会人〉

■同僚、上司の支援は、期待できない

利益を出す仕組み⇒仕事の効率化⇒資本(人・物・金・時・情報)の効率化⇒各問題点の抽出⇒抽出した内容に対しても改善策⇒マニュアル作成⇒実施状況の進捗管理⇒実施していく中での問題点把握⇒分析⇒改善対策⇒マニュアル変更⇒進捗管理⇒継続

〈学生〉

■親、先生、塾の支援は、大いに期待できる

偏差値を上げる⇒重点教科の履修予定表作成⇒現状把握テスト⇒現状分析⇒得点の悪い科目特定⇒科目の中の弱点項目特定⇒予習・復習の進捗管理⇒実力テストでの現状分析⇒対策⇒何度も復習を繰り返す進捗管理⇒継続

【論理的思考の対象である利益と偏差値での共通点】

①現状分析 ②目標設定 ③進捗管理 ④継続と撤退する仕組

学生の間に「実力テストに対する先生や塾の分析結果を読んだ上で次なる段階の目標設定をし、その対策としての予習、復習の進捗管理しながら、状況判断により科目撤退する判断力を身に付ける事」は非常に大事です。このような判断がもし学生の時期にできる人は社会では非常に戦力となる人財です。

社会人では中学、高校の偏差値、学歴などは、全く無関係と考えて大丈夫ですが、唯一必要な能力は「現状分析から仕組作り」ができる事です。

「現状分析から仕組作り」ができない社会人は会社では老若男女問わず不要な人材で、経費の無駄使いと判断されます。

簡単な所で話しますと事務の方々が自分の仕事のマニュアルを作成し改善を継続する事が一番の初歩的と言えます。次は工場勤務の方々の工程改善。

一番難しいのは営業上での改善活動ですね。あらゆる要素が加味されますし、非合理な顧客も多い中、それでも分析・対策を講じる事は至難の業なんです。

しかしながら、その割には経営管理室のような一番簡単なお仕事の部署の方々が、一番難しい営業の所を非難するような仕組みが会社組織あり矛盾を孕んでいるのが会社です。

そんな矛盾は、会社だけでなくスポーツ、芸術の世界でも日常茶飯ですので、その矛盾に敏感に反応する感覚は持つだけ無駄です。そこの部分は鈍感力が必要です。

本筋に戻します。

いつからでも構いませんが「会社の目的を理解」し「1~4の学習」に芽生え「継続改善」できる人財が会社の宝です。宝になれば更にステップUPできます。

また脱線しますが、一方、そんな人財であっても、ある時から「ステップUP」できなくなります。それは皮肉な事に「上司を大幅に能力を超えた」時です。

あの東大出身の塾講師、林先生が語っています。「殆ど全て会社では、能力が頭打ちの上層部が経営しているが、能力の高い下層の人財がいるから成立している」と。

この認識は、日本だけでなく世界中で起こる現実です。いわゆる忖度、好き嫌いの人事がその原因です。

つまり、そんな会社組織の現状が嫌なら「自営」をする事を今から考えておく必要がありますね。

従って、そんな現実を前にしたとき「頼りになるのは、自分の考える力」つまり「論理的思考力」と「信頼できる数名の信頼できる知人」しか無いわけです。①現状分析 ②目標設定 ③進捗管理 ④継続と撤退する仕組を考える力と考える力のある知人です。

【会社が欲しい学生のタイプ】

①基礎的な体力がある ②自力で考える事ができる ③傾聴、交渉、説明する能力がある ④継続力がある

4項目の全てにおいて、「論理的」に考えた無駄のない思考ができる学生は非常に有望ですね。引手あまたでしょう。

サラリーマンは、矛盾を孕んだ組織の中で戦っていきます。その矛盾に負けずに前進する気力は、体力です。

やはり偏差値は低くても体力のある、素直さが基本です。そこに自分で考える「論理的思考力」があれば鬼に金棒という訳です。

しかし、偏差値が低い学生達の一番の共通項は

・国語ができない

・数学ができない

・文章問題が弱い

・記憶力が弱い

不出来の4拍子が揃った場合は、自分は頭が悪いと考えて、消極的な人生を歩んでいるはずです。

逆に4拍子揃って成績が最低ランクであっても積極的に歩んでいける方は、そもそも「実力」と「生活力」があると考えて大丈夫な方です。

ただ、一般的には4拍子揃うと、勉強は、全く駄目で、親は呆れている状況で、恐らく学校では最低ランクの成績。スポーツの世界で生きるか、体力勝負の仕事で行くかになるのが現実ですが、別にそれはそれで良いのです。

何故なら、世間は広く、時間もたっぷりあります。仕事する中で「考える」事や「記憶する」必要性が出てきた時から始めれば良いのです。自力で歩むという事は命が掛かってきますので、そこで初めて本当の「考える力」が生まれてきます。

【論理的思考の基本である国語を嫌いになったポイント】

国語が嫌いで、要約するのが不得意、読解力が弱くて国語の長文読解で最も適切な内容がいつも間違いぱっなしだった方にお伝えします。あなたの出来なかった理由はこれです。

1.長文の文章の中に「書いていない事」をあなたは、あなたの考え方である主観で設問に解答していた。

2.筆者の意見の一部分が書かれた内容と筆者の意見全体を総括して書かれた内容の2者選択になった時の解答の選択の仕方が「全体」を書いた方が「正解だ」というポイントを押さえていなかった為、何故間違いなのかが解らなかった。

3.評論文によく出る難解な言葉や「対」「反対」の語彙、そして文章の基本が「対」の構成である事を知らなた。

4.「を」「の」や「しかし、」「が、」に対する読み方を知らずにいつも長文と戦っては読み負けていた。

5.そもそも「国語」を学ぶべき科目と考えていなかった。

上に書いた内容は正しいはずです。何故なら、私自身の事だからです。実際の所、全てに該当する方は、学生の90%以上ではないでしょうか。

もう少し詳細にみますと、難関大学合格と言われる方を全て合わせても10%くらいです。但しその中にはやや国語が不得意な理系が30%入りますので差し引き引きすると7%となります。更に本当に「国語」が得意でないと合格できない「旧帝大+一橋+早慶」等、偏差値が65以上の比率となると約3~4%ですので、100人中96人の方々はあまり得意とは言えないのが現実でしょう。

【論理的思考の基本は本当に国語かを検証します】

検証のポイント

1.論理的思考は「道筋」を考える事

2.論理的思考は「端的」にまとめる事

3.論理的思考は「部分と全体」で考える

4.論理的思考は「比較」して考える

5.論理的思考は「共通項」を考える

6.論理的思考は「分割」して考える

7.論理的思考は「関係性」を考える

8.論理的思考での分析は「加減乗除」を使う

が主な検証ポイントになります。

つまり、1~8が国語力の中で鍛えられるかを考えてみます。

国語と言えば、「評論文」「小説」が代表選手ですね。それではこの代表選手である「評論文」「小説」で1~8で鍛えられるかというと、どうでしょう。

先ず1の「道筋」ですがこれは言い換えると「ストーリー」で、長い文章の中でこの中で言いたい「ストーリー」は何か、「テーマ」は何か「テーマを媒介する役割」は何か、などと考えることから論理的思考は鍛えられると考えられます。

次に2の「端的」さですが、言い換えると「要約」する力ですね。これは訓練しないと、又は癖をつけないと不得意意識が根付きますが、国語の勉強すれば身に尽きますね。

次に3の「部分と全体」です。これはどちらかと言うと数学で習い国語に応用すると言った方が現実的ですので、違うとします。

次に、4の「比較」ですが、これは「評論文」で相対的な内容や反対語や「逆説的な文章、段落」みたいな内容で鍛えられますね。

次に5の「共通項」はどちらかというと「数学」の集合での共通部分を考える能力を付けたあと国語に応用した方が解りや易いので、違うとします。

次に6の「分割」して考えるですが、これも「数学」の因数分解を国語に応用した方が解りやすいので、違うとします。

次に7の「関係性」については、国語の「指示語」や「を」が関係している文書のい原因を考える事で鍛えられると考えます。

最後に8の「加減乗除」は「数学」そのものですので、違うとします。

総合的に観ますと、1は〇、2は〇、3は✕、4は〇、5は✕、6は✕、7は〇、8は✕と言うことから、「国語」が4つの〇と「数学」が4つの〇という半々の結論となります。

という事で、論理的思考力は「国語」と「数学」の両方で高める事ができるという事になりますが、そもそも「日本語」を勉強するという事より「数学」を学んで「国語」に応用した方が良いのかとい事にもなりかねません。

これは少し可笑しな結論となっていますので、次に更に検証してみます。

【何故、国語だけで論理的思考力が養成できないのか】

重ねて書きますが、何故、国語の科目だけで論理的思考力が付かないと考えてしまうかという事自体が不思議です。

私も公立大学を合格している1人でそこそこの論理的思考力がある筈ですが、「国語」でその力が養成されたという認識が持てません

それが何故かと考えてみますと、やはり国語という科目の教育の方法が国レベルで下手という結論になります。

①「国語の先生」は国語が得意な人がなる

②「論理的思考力」でなく「道徳」を教えている

③「〇✕△」の比較、分析論に対して注力しない

④「部分と全体」のような受験国語を教えない

がその主な要因になります。本当に、意味のない、面白くない授業に時間を割かれたもんだと辟易しますが、唯一の救いは「国語」を「道徳」教育にしている事が、日本人の「民意」のレベルを高めているとすればまた別の考え方となります。

但しそれは深読みになりますので、国の「国語教育」での最終的な方針が受験時の「国語の問題」であるとしたら全く公立学校での教育方法は時間の浪費をしているとしか考えられません。

国語教育の方法を変える事で「日本人の論理的能力」は飛躍的に改善されると考えますがいかがでしょう。

【論理的思考力で「戦略から会話術」までを養成する14のノウハウ公開】

1.大人の論理的思考による
「16の戦略パターン」(根源)

2.大人の論理的思考を
「60分」で理解する

3.大人が論理的に
「解決したい」12の問題点

4.大人の論理的な
「説明に必要な」12の道具

5.大人の論理的思考を鍛える
「新聞で注目すべき」12の言葉

6.大人が論理的思考で
「頭がよくなる」方法をご紹介

7.大人の論理的思考で
モテ「男と女」になる方法

8.大人の論理的な会話で
異性を「キュン」とさせる方法

9.論理的思考の基礎、国語の苦手な大人
苦手な理由と得意になる方法

10.大人の「仕事の目的」と「論理的思考」の関係は
社会的資本の価値を高める事

11.大人の論理的思考を使った会話を
4字熟語で説明すると

12.論理的思考が苦手だった大人(私)
小・中学時代での挫折と賢さの考え方

13.資本主義が成長する過程を論理的に解説
資本主義の『始まり』が面白い

14.大人に至る迄を4字熟語で論理的に解説
四字熟語で語る人生観