論理的会話の具体的方法
論理的というのは数学を解くように「事実を積み上げ」て「筋道」のあると「ストーリーを描く」ということですね。
様々な説明がありますがなかなか「こういう事」と端的な説明は見かけないのが現状ですね。
私のブログには色々と違うパターンでの説明も書いてますので、また参考にしてください。
今回は、4字熟語で集合図を説明してみます。少し異質な感覚かもしれませんが、遊び感覚でイメージしてください。
何故、集合図を説明してみようかと考えたのは、先ず色々ネットを読んでもこのパターンでの説明はなかった事が動機です。
集合円には「含む」「含まない」とか「重複」するなどのイメージは日常での会話や分析には常に使われます。
また分析の際には「ある一線より、上、下」「あのラインより右側、左側」なども「含む、含まない」と同じですね。
更にそんな会話には「加減乗除」の内容が必ず登場します。知らず知らずに集合円と加減乗除を駆使して会話は解りやすくキャッチボールされますね。
キャッチボールされている「論理的」な会話とは、ある流れ、ある仕組み、ある一線などの「一筋のストーリー」を感じる会話を言います。
そのストーリーの基礎となるのが、次の代表的な9種類と17の切り口です。事実確認を「一筋」のストーリーに乗せる論理的思考、論理的会話の具体的方法を4字熟語に沿って語ってみます。
【1】論理の「加減乗除」
+-×÷
これは日常頻繁に説明に使います。
「̟+」~加えて説明、話すスピードを上げる
先ほどの内容に加えて説明すると、先ほどの先生の話に付け加えると、補足すると
「-」~を減らすと、ペースダウンして話すと
少し話を戻しますと、言い過ぎた内容を少し訂正すると、時間を遡って考えると
「✕」~の掛け算
Aの話とBの話を掛け合わせて考えると、A事件がBの事件のきっかけになった
「÷」~で割る、割引する
話半分で聞いて下さい、少し割り引いて聞いてください
【2】論理の「一長一短」
「〇」正解、判断が正しい、最高◎
あの提案は大正解だった、あの時の芝居は最高だった
「✕」失敗、間違い、最低
あの提案は受けなかった、あの時の芝居は下手だった
【3】論理が「中途半端」
「△」微妙、なんともいえない、やや
あの人はやや扱いにうくな、あの判断はなんともな
【4】論理の「異口同音」
「集合円」
集合で考えれば、色々な意見が沢山存在していて、種類でみると大きくみてA集団とB集団かな、という具合。Pさん知っている集団AとQさんを知っている集団Bがあります。
【5】論理の「一石二鳥」
「重複」
重複する部分をC集団とすると、C集団はPさんとQさんと両方良く知っていて一石二鳥の集団ですね。
【6】論理的「四面楚歌」
「以外」
以外はP、Qさんの両方ともに面識はあるけれども知人という程ではない集団をRとした場合に、Rの外部集団のW集団は、PとQさんの面識はある集団Wからも外された四面楚歌集団となります。
【7】論理の「一部始終と枝葉末節」
「全体と部分」の関係
【8】論理の「水平展開」的表現
「前後左右」
に物事を並べ
「上意下達」
で意思統一し
「南船北馬」
のごとき南から北の世界中を旅する。そして
「古今東西」
のごとく西欧から極東までを支配する為に、
「縦横無尽」
に情報網を張り巡らせる。
【9】論理の「天衣無縫、国士無双」
「突き抜け」
縫い目がなくて完全にできた方、誰よりも優れているなどの代表的な4字熟語で品格があり、稀有な能力に憧れを抱く。
【論理のまとめ】
〈1~6〉のような集合的な思考を常に働かせたうえに、〈7〉の前後左右、上下、縦横で分析をすると隙間なく物事が見渡せ〈8〉のような人財になれれば社会人としては◎で、サラーリマン社長の域を超えた存在になる事は間違いないでしょう。