論理的に解決すべき問題点

【1】論理的に解決したい12の問題点

の全ての項目について、「できない方に不足する考え方」を一言で言えば「マトリックスで考える癖」がないからではと推測しています。

1 .端的に説明できないのは、説明、質問に対して何と何の交点についてかを意識していないからです。

例えば、就職の面接の時に聞かれる初めの質問は、「あなたは何故この会社にエントリーされたのですか」が有りますが、このような内容であれば端的に解答できますよね。

この場合は、エントリーする会社資本(=人、物、金、時間、情報)のどの部分に自分が興味があるからという事が志望理由になります。そこを端的に考えるべき「交点」と考えて下さい。

そう考えれば、端的に解答できませんでしょうか。

2 .人前での挨拶が下手だという方は大変多いはずです。一定の挨拶のパターンを知っていれば簡単です。

挨拶の場面を考えますと、初めに沢山の人前に出てきた時が先ず会場の方と自分との接点になりますね。

先ほどの交点とは少し違います。接点は「空気に触れる」感じですので、その時は「まず自己紹介」ですね。この時の注意点は、優しく「触れる」事が無難ですね。

数学で学んだ「接線」となる事に集中して考える事だという事です。つまり「自分がこの会社で経験した内容やエピソード」を語る事です。

この経験を語る事や、経験に基づいた考え方などが挨拶の基本です。「接線」というイメージで話すと優しく落ち着いて挨拶できる筈ですが、いかがでしょう。

3 .記憶するのが苦手なのはなぜかと言えば、簡単に言えば、記憶しようとする内容と自分の経験、エピソードを使って覚えないからです。

一番簡単に言えば好きなタレントさんの事なら一瞬で記憶できます。つまり、記憶したい内容と自分の「接点や交点」をとにかく結びつける事に尽きます。

よく歴史年表なんかでは語呂合わせして覚えると忘れない事は経験されちるはずです。接点、交点が無ければ無理やり自分の顔の体の一部と結び付けたり、エピソードを1つのストーリーにして記憶する記憶術もありますよね。

4. 部下に上手く指導できないのは、自分の経験と部下の経験の差の空間を埋める事に集中していない事につきます。

その事に集中せずにただその経験の差を上から目線で指導する、又は、部下の実力の現状を把握できない事で、経験の差という現実に向き合っていない事が原因です。

ここでは「差」の把握の為の面談という部下との交点を持つことから始める事です。

5 .去年に比べ、営業成績が大幅下落する場合が多々あります。これは去年の実績と今年の実績を並べて観て、その差ができた原因を分析できていないからですね。

この分析の為には、去年と今年の成績を会社資本(=人、物、金、時間、情報)別にマトリックスでまとめて分析します。ここでいう会社資本別とは、人(=営業担当者別)、物(=商品別)、金(=投資費用別、販促費用別)、時間(=月、曜日、配置時間別)、情報(=広告媒体別)となります。基本的は、人、物、金、時間、情報という5大資本を抑えて分析できていれば、ほぼ文句がでない分析の切り口となります。ここでも言えるのは、マトリックスは交点をまとめたものです。

6 .数学、国語の成績が悪い方は、数学と国語が全く違うものだと考ていませんか。数学者や国語学者までになる方は別として、この科目の共通点は問題の読解力ですよね。

それでは、その読解力は、1つは慣れで、もう一つは公式の理解です。更に言うと、過去問題でどれだけ慣れるかに尽きます。

ここが交点です。ここを外すと交わる事はないというだけです。大抵は、ルールを覚えずに勝手に自分のルールで考えてしまう事が敗因ではなかったでしょうか。

過去問題を解かずに不得意だと言われている方が大半ではないでしょうか。又は自分の資源(人、物、金、時間、情報)を活用していなかったのが敗因です。

7. 効率的な働き方ができていない方は、どうかと言いますと、自分の今日するべき重点の仕事を考えていない事に尽きます。

これも交点とう考え方で書きますと、朝9時から18時の時間軸と今日すべき重要な仕事の内容(=人、物、金、時間、情報)の交点に集中できずにいる方だと思います。

先ず、仕事の内容の「人」については面談する相手、「物」とは販売する商品、「金」とは予算や資金繰り、「時間」とは納期、「情報」とは提案内容や報告書です。

更に言えば、その仕事の内容(=人、物、金、時間、情報)の各々に考えるべき、配慮すべき内容(=人、物、金、時間、情報)がある為に、少なくとも今日やるべき優先順位を決めなければ効率的な働き方はできないのは当然です。

8 .交渉力が弱い方は、面談や会談とい相手との交点で要求される内容(=人、物、金、時間、情報)に対してこちらの提案できるギリギリの内容(=人、物、金、時間、情報)について事前に想定し準備できていない事に尽きます。

交渉力とは、ヒアリング力と提案力と沈黙する勇気の総合力となりますが、論理的思考が不足すると交渉力は弱くなります。

論理的推論や思考には帰納法(一般的な理論を並べて結論付ける手法)と演繹法(三角形の内角の和は180度や四則計算のような法則を利用する手法)的な手法があります。

この辺りの知識も必要なテクニックとして学ばれると良いです。

9 .頭が悪くて女性にもてないというパターンですが、この頭の悪い男性とは非論理的な男性を指し、趣味という範疇ではなく仕事においての場合を想定しています。

やはり女性の多くは、どちらかというと文系(右脳優先)的え分析的な事は不得意に感じているケースが多いので、その逆の能力には引かれやすくなります。

但し、趣味や家庭のなかでのやり取りに対しては、必要以上に論理的思考で接触すると嫌われますのでそこはバランスが必要です。

とはいうものの、「仕事のできる=稼ぐ」男性を嫌いな女性はほぼ存在しないでしょうから、「マトリックス、交点、接点、集合、新聞記事の読み方」等で鍛える事をお勧めします。

10 .総括できる深い分析ができない方の場合は、先ず総括とは客観的な事実を分析結果として把握して初めてできる事です。

つまり分析力を付ける必要がありますので、分析すべき内容(=人、物、金、時間、情報)を縦軸と横軸に分解して、その交点をグラフで表します。

順調な内容と不調な内容を対比して、かつその不調な内容に対して対策の計画をたてます。

不調からの脱却計画を、実行し、進捗管理し、改善していくPDCAサイクルを策定していないからです。

今さら言えないや学ばないエクセルへの理解不足も隠れた原因であるとも感じます。

最近ではエクセルだけでなくマクロVBAも使えないと少し厳しいかもしれません。

但し、その分析は得意な方に任せてもよいのですが、総括する立場の方は、部下以上の分析技術があると説得力の迫力が全く違うのも事実ですね。

11 .議題を深めることができない場合とは、議事進行役が論理的でない場合に時間の無駄となる会議となりますね。

会議の目的は2つあります。1つ目は、関係者と情報の共有をする事。2つ目は、問題解決策(=人、物、金、時間、情報)について結論を出すという2面です。

つまり、「それぞれの担当者のもつ時間軸と問題点の交点」を揃えていく事に集中する為には、交点の洗い出しを組織の方針に照らしてできる否かがポイントになります。

12. 判断基準が不明確になるのも同じことですね。判断基準(=人、物、金、時間、情報)の最適化が不足しています。

判断基準を決める為には、交点を整理し論理的に分析し客観的に第3者から見ても(社会的通念、社外の方)社内が公平に見える基準を決める事です。

重要な判断基準は、役員会議で決定されていきますので、役員の方々の力量が大きく作用します。

つまり、会社の良し悪しは社長、役員の能力次第であり、経営者の頭の良さ(=論理的能力)によると言えます。